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2017年10月22日 (日)

手打ち蕎麦

さて、手打ち蕎麦というと皆さんはどんな蕎麦を想像しますか。

一般的には「機械にかけずに手作りする蕎麦」と思っていませんか。

ま~~、辞典などにもそう書かれているので仕方ありませんね。

手作りで無い蕎麦とは?。

もしかして機械で作った蕎麦の事でしょうか?。

では、蕎麦づくりの機械とはいつごろに導入されたんでしょう。

明治以降なことは間違いないでしょう。

それでは、江戸時代に「手打ち蕎麦」という言葉はなかったんでしょうか?

実はあったのです。

『蕎麦と江戸文化』(笠井俊弥)という本には「手打ち」の語源として手討ち説をあげています。

手討ちというのは、殿様が、「無礼者じゃ、切り捨てぃ!」と家来に命じるのではなくて、

「無礼者そこへなおれ!」と自分で刀を抜いてみずから手を下すことです。

そこから、お侍さんが刀ならぬ包丁を持って、みずから蕎麦を打つことを、しゃれで手打ち蕎麦といったようです。

江戸時代の川柳で「手打ちそば下女前垂れを借りられる」というのがあります。

おさむらいさんが、いまから蕎麦を打つからといって下女の前垂れ(エプロン)を持って行ってしまったといった、というような様子を詠んだものなのでしょうね。

落語の『そばの殿様』みたいなことは本当にあったようです。

私も手打ち蕎麦は、手作りの蕎麦と思っていました。

なにはともあれ、蕎麦には漆器です。

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