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2017年12月11日 (月)

さいたまの南鴻沼遺跡で

さいたまの南鴻沼遺跡で日本最古のかき傷のある漆の木が出土

2014.5.8 22:24更新

 さいたま市は8日、同市中央区の低湿地遺跡「南鴻沼(みなみこうぬま)遺跡」から、漆の樹液を採取したとみられる傷のある木が出土したと発表した。年代測定の結果、縄文時代中期の4903~4707年前のものと判明。同市文化財保護課によると、これまで東京都東村山市の下宅部(しもやけべ)遺跡で発掘された例を500年以上さかのぼり、漆の樹液採取を実証する資料として日本最古とみられる。

 南鴻沼遺跡は平成23年10月~25年3月、都市計画道路の建設に伴い発掘調査を実施。縄文時代の中期~晩期の丸木舟や弓矢などの漆製品が数多く発見されていた。

 漆の樹液を使って木材などにさまざまな加工をする漆工(しっこう)は、約9千年前から日本に伝わっているという。漆に石器などでかき傷をつけて樹液を採取し、ベンガラなどの酸化剤を混ぜて色を付け、容器や弓などに塗り込んだ。

 南鴻沼遺跡で見つかった木は年代測定の結果、縄文時代中期のものであることが分かった。長さは113センチ、太さ2・5~3・5センチで表面に10~15センチの間隔で計9本の筋状のかき傷があった。通常、木などの有機質のものは土中で分解されるため、この大きさで発掘されることは珍しいという。

 同課によると、調査現場からは同時期の漆器なども見つかっており、漆の木の栽培から樹液の採取、製品化にいたるまで、一連の漆利用を実証する結果となった。同市は28年度までに調査報告書をまとめ、文化庁に提出する。

 出土品は10~18日、与野文化財資料室(さいたま市中央区)で公開。かき傷のある漆の木や、保存処理を施した色鮮やかな漆塗りの飾り弓などを間近で見学できる。入場無料。午前9時~午後4時。

http://www.airinjuku.com/index.html

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