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2018年8月15日 (水)

長万部の駅弁

「長万部」は、 難読地名として知られています。

鉄道好きにはよく知られた駅だそうです。

それというのも”山線と海線”の分岐駅だからです

函館本線は本来「函館~旭川間」を結ぶ路線で、長万部からはニセコ、倶知安、小樽を経由して札幌へ向かいます。

一方、海沿いの室蘭本線、通称「海線」回りで、千歳線に入って札幌へ行く路線もあります。

昭和中期までは、まさしく鉄道の町だったとのことです。

数年前に長万部で下車し、時間をつぶしながら駅周辺を散策したことがあります。

昔ながらの駅弁売りの姿を見て感動したものです。

そこで駅弁を売っている人を見かけて、華やかだった頃の思い出話を聞かされました。

最盛期には一日300個売ったことがあったそうです。

現在では、全国で「かにめし」が売られるようになりましたが、その元祖は長万部町の「かなやのかにめし」だといわれています。

かにめしの誕生は、戦後、弁当の食材の入手が困難になり、駅構内で弁当を立売販売していた「かにめし本舗かなや(当時は長万部駅構内立売商会)」先々代の金谷勝次郎が、他の地方での食生活を査察するため地方出張に行った際、留守を預る妻が弁当に代わるものをと車内で「茹で毛がに」の販売をしたのがきっかけでした。

きっかけは妻の機転だったんですね。

出張から戻った勝次郎は、妻の考案した茹で毛がにの販売を大変評価し、かにの美味しさを一年中味わってもらえるようにと考え出したのが「かにめし」だったのです。

完成までに50種類以上の試作を繰り返し、その都度長万部駅の鉄道マンに試食してもらい納得いくまで作りこんだ末、昭和25年、ついに「かにめし」は誕生しました。

ふっくら炊いた北海道米「ほしのゆめ」を使っています。

ご飯の上に、かにのほぐし身を敷き詰め、酢漬けカニ身、錦糸玉子、梅干、椎茸、グリーンピースで彩りを添えています。

カニのほぐし身を釜で炒り、水分を飛ばすことで旨みを凝縮したのがこの駅弁の真骨頂です。

隠し味として刻んだタケノコが良い食感を演出しています。

予約すると時間に合わせて調製してくれるため、温かい状態で食べることができるのも嬉しいですね。

人気の駅弁で、アマゾンや楽天でも手軽に購入できるようですが、やはり長万部駅で購入して食べたいですね。

https://www.youtube.com/watch?v=pSzUevTdSuo

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