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2021年4月18日 (日)

かっけ

   関東の知り合いから、かっけは、岩手県と青森県と、どちらが本場ですかと聞かれました。ちょっと迷いましたが、馬淵川流域の食べ物だと答えておきました。しっかり調べたわけではありませんが、盛岡方面では、かっけが一般的でないようですし、津軽方面でも食べた話は聞きません。

 以前も、テレビ番組で「かっけ」という名称で、面白おかしく紹介されたことがあります。ところが、同じものを「つつけ」とも呼んでいます。地方の人は別なものと勘違いする時もありますが、実際は全く同じものです。

 ネイティブな、馬淵川流域の住民であれば、どちらも、さあ食べてくださいという意味になります。これは、私的な考えですので、語源としての正解かどうかは不明です。

 小麦粉を練って、麺のように細く切らず、延ばした生地を三角に切った
ものが「むぎつつけ」。蕎麦を同じように切ったものがそばかっけです。

 もちろん、人によって好き好きがありますが、親の幼少期には、麦は高級品で、かっけといえば蕎麦粉だったようです。タレは、なんといってもにんにく味噌です。ネギみそや、ショウガみそもいいですが、やっぱりニンニクです。子供の頃は、かっけと大根だけでしたが、このごろは、ちょっと豪華な鍋になっています。

 取り敢えず、昆布出汁で豆腐や大根、鶏肉と一緒に、かっけを投入します。ゆであがって浮かんで来たら食べごろという、シンプルな料理です。美味しいけれど、絶賛レベルの鍋料理ではありません。味と言えば、うどん生地を茹でたものに、味噌と生にんにくを混ぜたタレで食べるものですから、想像できると思います。でも、寒い雪の日なんかは、安上がりの鍋でほくほくと楽しめるのは間違いありません。

 ちかごろでは、かっけの生地を使ったピザなども作られています。こちらも、なかなか好評のようです。秘密基地に遊びに来て下さい。ごちそうしますよ。

https://airinjuku.jp/

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