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2022年3月 9日 (水)

漆雑感 9

聖武天皇が行基に命じて開山したと伝えられる「天台寺」が安比川中流部の浄法寺地方にあります。

寺伝によれば神亀5年(西暦728)に開山したと伝えられています。

開山した時期の伝承が東大寺造営や法華寺金堂の造営時期と重なるのも歴史に埋もれたロマンを感じさせます。

偶然か必然か今となっては証明困難ですが、必然だと思っています。

この時代の浄法寺地方は大和朝廷の影響下には置かれていません。

朝廷の権威が及ぶのは現在の宮城県北部までです。

しかし、何らかの形で仏教の影響が及び、後世の平泉藤原氏、安部一族につながる源アベ一族(アベの源・ルーツ)が、漆という武器を携えて一大勢力を誇ったとは考えられないでしょうか。

もしかしたら平泉文化の源は浄法寺の漆なのかもしれません。

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