骨董

2020年11月23日 (月)

古漆器入荷

浄法寺地方の旧家から古漆器を引き取りました。

手引き轆轤で作られた物です。

何ともいえない気品があります。

費用を捻出し、塗り直して使えるようにしたいと思います。

このまま軽修理で使ってもおもしろそうです。

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2020年10月 8日 (木)

鉄瓶を育てる

錆びるいた鉄瓶を使えるようにしています。

火鉢を設置したので、鉄瓶に茶葉を入れてひたすら暖めます。

30分もすると真っ黒な油になります。

数時間しにまま火にかけて、一晩放置します。

中の水を捨てて、再び茶葉を淹れて火にかけます。

同じ作業を数回繰り返すと、使える鉄瓶になります。

外観の錆は、鉄瓶が熱いうちに緑茶をかけることを繰り返します。

いつの間にか、風情のある鉄瓶に育ちますよ。

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2020年7月19日 (日)

江戸期の捏ね鉢

池波正太郎の作品を読んでいます。

日本人に生まれてきた幸せを感じます。

今の日本に必要なこと。

それは江戸の再認識です。

グローバル化よりも、自分達の歴史を大切にしたいものです。

今回は200年以上前の捏ね鉢を、実際に使うことを想定して直しています。

完成したら、下手でも良いから蕎麦を打って友人達に振る舞いたいです。

ぜひ遊びに来てください。

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2020年3月17日 (火)

片口貸し出し

地元の子供たちが「片口」を貸してほしいとの依頼がありました。

郷土の歴史を調べているようです。

発表会の最後に、地域の大先輩を招いて郷土食を振舞うそうです。

その時に、濁り酒を片口で提供するとのこと。

片口も喜んでいることでしょう。

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2020年2月18日 (火)

謎の浄法寺漆器

 岩手県を代表する漆器に浄法寺塗と秀衡塗があります。秀衡塗は菱形の金箔と模様が特徴的ですよね。平泉文化を花開かせた藤原秀衡の名が付いている由緒ある漆器です。

 ただ、秀衡塗のルーツとされている「秀衡椀」という呼称は、なぜ「秀衡椀」の名がつけられたのかは分かっていないのです。浄法寺塗は瀬戸内寂聴尼で知られる天台寺がルーツであることが分かっています(これも伝説の域を出ないとの説もある)が、秀衡椀は少し謎めいています。

 中尊寺と天台寺の歴史的関係を考えれば、同じような文様の古い漆器が存在していたことは、歴史的にも何らかの繋がりがあったことを暗示していると思います。
 
 よく間違われるのが秀衡塗と秀衡椀です。秀衡塗という名前は大正時代に当時の盛岡市長によって付けられた名前で、もともと盛岡の名産品として始まりました。秀衡椀は古くから存在していますが、秀衡椀の歴史=秀衡塗ではないのです。

 古い秀衡椀は確かに現存しているのですが、その歴史を綴った古文書などはほとんど存在していません。何かの資料に、秀衡椀は元々は南部椀と言われていたとったように思いますが、定かではありません。柳宗悦氏もそのようなことを書いています。

 南部の名を有つものに古くから「南部椀」があります。時にはこれを呼んで「秀衡椀」という人もあります。
出典柳宗悦『手仕事の日本』(岩波文庫)

 個人的には↑が真実かとも思っています。

https://airinjuku.jp/joboji/joboji-nuri/joboji-18.html

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2020年2月15日 (土)

能登の古椀

 能登地方も魅力的な古漆器が残る地域です。中でも柳田村(現能都町)は往時の面影を残し、合鹿椀の故郷とも言える地域です。地元の農家で、畑仕事の合間に自らの食器として形作り塗り上げた堂々とした椀といえます。

 見るものを圧倒し、いつの時代に作られたのか明らかではありません。おおらかで生命力に溢れる合鹿碗は、まさに能登という風土が生んだ椀です。能州木地師の伝統を伝え、輪島塗の原型ともいわれるこの古代椀は、日常品として長く使われてきたものの、食器が漆器から陶磁器へと変わる中で、その多くが捨てられたり蔵の中で眠っていました。
 
 南部椀、秀衡椀と共に日本三大古式椀と言っても良いとおもっています。合鹿椀の成立は不明ですが、文献で最も古いものは元禄7年(1694年)だそう です。現存する合鹿椀も元禄年間のものと分析されています。

 漆の技法は、柿渋を下地として使う平安時代末期の技法を継承しているといわれます。浄法寺の古い椀も、柿渋が使われていました。そのあたりも興味ぶかいです。

 中世には、全国を渡り歩く技能集団があったのかもしれません。全国の古椀産地を旅したいです。

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2020年2月 1日 (土)

南部こけし

 南部藩領内の木地業は古く、二戸郡浄法寺周辺で、平安期高倉天皇の時代頃から南部椀の製作を始めたと伝えられる。浄法寺は天台宗の古刹で、ここで自家用の漆器を作り始めたのが浄法寺漆器の始まりであり、浄法寺御器とも呼ばれていた。後世の浄法寺椀はこの遺制を踏襲したもの。当初は浄法寺周辺で専ら製作されていたが、原木が不足するにおよび、浄法寺川を遡って、荒屋新町、浅沢、赤坂田等で作られた。現在の安比川を、江戸期には浄法寺川と呼んでいたのである。

 南部領内ではコケシノことを「キナキナ」と呼んだ。コケシづくりで知られた安保一郎の家は非常に古い木地師で、元禄年間に美濃より秋田県鹿角郡安保へ移動して木地業を営み、後に浄法寺氏の勢力圏だった荒屋地区に移った。享保年間に南部藩より二人扶持を与えられてお抱え木地師となり、盛岡に移住した。

 現在では、安代~浄法寺地区でコケシづくりは行われていない。その形跡を長年探しているがみつかっていない。盛岡では、かつてはどの家でもコケシが数体あったと伝わっている。はたして浄法寺で作られたコケシはどんなものだったか興味深い。

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2020年1月21日 (火)

漆芸は縄文発祥だ

 浄法寺地域周辺では、古来より浄法寺の一地域と見られていた岩手県八幡平市(旧安代町曲田遺跡)で縄文時代後期の漆壺土器が出土しています。曲田遺跡は安比川流域で古代より同一圏域と考えられている地域です。
 一方、浄法寺を流れる安比川下流域の青森県八戸市では是川遺跡をはじめとして多くの遺跡から、他地域を圧倒する数の漆芸品が出土しています。これらの事実は何を物語るのでしょうか。
 
 中世以降の資料によれば、浄法寺を含む二戸地方が隣接する九戸、三戸、鹿角などに比べて特段に漆の木の生育に適した地域であり、国内においても特別な地域であったことが立証されています。日本の北緯40度の安比川流域一帯は、悠久の昔から漆という植物によって日本の縄文文化を支えたのかもしれません。

 そうすると、平泉の藤原氏が古代豪族の安部氏の血を受け継ぎ黄金文化を創った背景には、浄法寺地方の漆があったという説も現実味を帯びてくるのです。近年の調査で、安部一族の古来の本拠地は安比川流域であり、「天台寺」創建や「安比」地名の由来に関連付ける説が提唱されています。

https://airinjuku.jp/joboji/joboji-nuri/joboji-15.html

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2020年1月20日 (月)

古椀発掘

三戸地方の修験道場を昨年秋に訪問しました。

そこで発掘した古椀がとても素敵です。

名久井岳の麓の修行僧が使っていたと思われる椀です。

100年は経過していると思われます。

形、椀の収まり、塗りとも申し分ないものです。

補修がありますが、このままで使えます。

塗り直せばとも考えますが、個人的にはこのままでも良いと思ってます。

漆の質も良さそうです。

https://airinjuku.jp/index.html

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2020年1月 8日 (水)

イタンキ

 古式浄法寺塗の最大の魅力はその絵付けにあります。施された漆絵は大らかで時として稚拙と表現されます。他の漆器産地ではあまり見ることのできない精神性の高い紋様が特徴です。古式浄法寺紋様として描かれた漆絵は、家紋や草花文、熨斗文、鶴亀文から、大津絵や古九谷の紋様につながる暮らしの歳時記がのびのびと描かれています。
  
 江戸期の商人たちの手により、北海道のアイヌとの交易品として使われ、アイヌ民族では「イタンキ」と呼んで神事に欠かせない器となったのも古式浄法寺紋様で描かれた漆器です。また、アイヌたちはアムール川流域の山東人達ともイタンキを使って交易し、現在でも時々ロシアでは古式浄法寺紋様の漆器が発見されるようです。北方の民族は、驚くほど古式浄法寺紋様の漆器を大切に扱うそうで、その精神性は青森県の三内丸山遺跡などに連なる縄文文化の魂なのかもしれません。

https://airinjuku.jp/joboji/joboji-nuri/joboji-11.html

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手のひらにのる骨董

 

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